上田市 liquor-t
昨年は上田市武石の“コンクリート製代用ポスト”を紹介して頂き、ありがとうございました。
さて、今回もレトロポストを紹介します。
いまや数が少なくなった『丸ポスト』ですが、同じく数をへらしているのが、
「郵便差出箱(さしだしばこ)2号」という型のポストで、
一見、“ちょっと大きめの郵便受け”みたいな形をしているやつです。
よく、古いお店の軒先に掛かっていますが、郵便ポストだと気が付いていない人もいるみたいです。
その「郵便差出箱2号」の原型になった、戦前の「掛箱」と呼ばれるポストが、
長野県で、現役でがんばっています。この「掛箱」は、東京の逓信博物館「ていぱーく」や、
松本市立博物館にも展示されている貴重な物なのですが、
今回、特にお勧めなのが上田市築地「港屋商店」に掛かっている「便郵」ポストです。
一見地味かもしれませんが、60年以上昔に作られた掛箱たちを、ぜひ訪問してあげてください。
(この後には、各掛箱について、詳しい場所を明記してくれました。)
ohhhhhhh・・・waitwaitwait。
ちょっとまって。まって!!!! 笑
「郵便差出箱2号」???? 「掛箱」????
この時点で、コバヤシの頭から若干、ケムリがあがっているようです。。。笑
詳しいことを郵便事業会社信越支社 広報担当の、関川マサヨ先生に伺いました。
関川さんによりますと・・・、
現在、県内に763本もあるという、壁掛け式の小さなポスト「郵便差出箱2号」。
現在は、新たな設置をしていないようで、新しくポストを付けるときには、
足のついた一般的なポストになるそうです。
★そんな「郵便差出箱2号」。ルーツはさかのぼること・・・、なんと明治5年頃。
このようなタイプの壁や板塀にかけて使用するポストが登場し、
それを「掛箱」と呼んでいました。
(差し出される郵便物が少ない郊外などに設置されていたようですね。)
その後、昭和20年代に、全国的に郵便の様式が統一され、
「掛箱」は、「郵便差出箱2号」と名前をかえたそうです。
★では、「掛箱」と「郵便差出箱2号」のビジュアルの違いは何か?
それはズバリ。全国で形が統一された昭和26年以降の「郵便差出箱2号」は、
白い文字で「郵便」と表示。
それ以前の「掛箱」は、右からの表記「便郵」と表示されていたようです。
ほーーーーーーーーー!!!
ここでようやく繋がりました!
投稿者リカーTさんによりますと・・・
そんな古い古~~~~い、戦前から使われていた、いわゆる
「掛箱=便郵ポスト」が、上田市で現役で使われている、ということなんですねっ!
こりゃ、ドエライことだ!!(理解が遅くて申し訳ない)ってんで、
この上田の便郵ポスト、会いにいってきました!
見た感じ、フツーのポストですが、良く見ると、たしかに。。。便・郵!(驚)

投函口が、「のれん状」になっています!
郵便物を投函すると、チャリチャリチャリと、カワイイ音がします。

こんな素朴な商店の軒先に、のほほーんと掛かっていました。
軒先にあるから、こんなにキレイな状態なんですね。

港屋商店のおじさんに聞いたら、以前は近所にあったポストらしく、
それを引き継いで使っているようです。
関川さんに調べてもらったところによると、
詳しい資料は残っていないそうなんですが、周辺のデータから、
「昭和初期のものになるんじゃないか」ということです。
となると、もう80年以上現役で活躍するお爺ちゃんポスト、ということですか!
この港屋商店さんのポスト以外にも、県内には、
戦前から使われている「掛箱」が、リカーTさんの情報では全部で7個ほど、
現役で頑張っているようです。
実際、ペンキが何度も塗り直されることで、
その“おもむき”が若干、失われチャってるものも多いようなんですけど・・・
お化粧で劇的ビフォーアフターを遂げた「お爺ちゃんポスト、お婆ちゃんポスト」、
未だ現役で頑張っているようです!
あなたの近所にある壁掛けポスト「郵便差出箱2号」も、
この機会にちょっと注目してみてください!
もしかしたら、とんでもないお爺ちゃんポストかも、しれませんよ~!
2011年1月28日 12:32

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