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FM長野 エコチル信州応援団  »  3月10日(金)「こどもの心雑音と心臓検診③」


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3月10日(金)「こどもの心雑音と心臓検診③」


先月から子供の心雑音と学校で行われる
心臓の検診について取り上げています。
教えてくださるのは信州大学医学部助教で
小児循環器がご専門の元木倫子先生。
3回目の今回は、こどもの心臓の雑音から発見される、
治療が必要な心臓疾患についてです。


【元木先生】
心臓の雑音の中には、すぐに治療が必要と
判断されないものもありますが、雑音が心臓の
何らかの異常によって起こっている場合もあり、
多くは、生まれつきの心臓病(先天性心疾患)が
原因とされています。
 
例えば心房中隔欠損症という病気です。
通常左右の心房は心房中隔という壁で区切られていますが、
心房中隔欠損症はこの心房中隔に穴が開いているものです。
この穴を通じて酸素を多く含んだ血液が
左心房から右心房に流入します。
しかし、この穴が小さい場合は症状がなく、
幼児期以降あるいは成人となってから検診で
心臓の雑音があることによって発見される場合があります。
 
もう1つ、心室中隔欠損症という病気もあります。
心室も左右が心室中隔という壁で区切られているんですが、
この壁に先天的に穴が開いており、
血流の異常をきたす病気です。
多くは新生時期に心雑音を指摘されます。
穴が小さい場合は心雑音のほかに症状はないことが
ほとんどですが、穴が大きい場合は手術が必要な場合があります。
他に、肺動脈や大動脈の弁が十分に開かない
肺動脈弁狭窄症や大動脈弁狭窄症も心雑音の原因となります。
このような心雑音の原因となる心臓病の診断は、
聴診だけではなく、レントゲンや心電図、
心臓のエコー検査などによって総合的に行われます。

 
 
心臓の雑音は、それだけで病気かどうかを
判断できるものではなく、その他の検査も行った上で
わかるものなんですね。雑音があった場合は、病気の有無、
病気だった場合はその内容、そして治療はどうするのかなど、
段階を踏んで確認する必要があるということがわかりました。
来週は、学校で行われる心臓検診についてうかがいます。

2017年3月10日 14:00