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10月9日(金)「エコチル調査からわかったこと④」


環境省が実施している大規模な疫学調査「エコチル調査」。
今回、「エコチル調査甲信ユニットセンター」の
信州大学が中心となって行った研究で、
妊娠中に殺虫剤を使用する頻度が高いと
赤ちゃんに黄疸を引き起こす「新生児高ビリルビン血症」という
病気の発生率が20%上がり、
スプレーやローションタイプの虫よけ剤を使う頻度が高いと
逆に30%程度減ることがわかりました。
先週、この病気自体はそれほど心配する必要がないと
ご紹介しましたが、気になるのは殺虫剤を使うのは危険なのか、
ということですよね。
この点について、信州大学医学部小児医学教室の柴崎拓実先生に伺いました。


 
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【柴崎先生のお話】
使用頻度が多いことで新生児黄疸の発症率が
上がるという結果ではありましたが、新生児黄疸自体が
治療困難でひどい後遺症を残したりするものでは
基本的にはないので、通常の使用の範囲内であれば、
極端に使用を控えたりする必要はないんじゃないかなと思っています。
 
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ごく普通の使用頻度であれば、あまり気にしなくてもいいようですね。
では、虫よけ剤のスプレーやローションについてはどうでしょう。
使用頻度の多いお母さんの赤ちゃんは黄疸の出る率が減ったようですが、
どんどん使ったほうが赤ちゃんの健康にとって
プラスになるということになのでしょうか。


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【柴崎先生のお話】
少なくとも、虫よけ剤を使用することで治療の必要な、
程度の重い新生児黄疸が発症することはないんだなと
いうことがわかりました。

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虫よけ剤の使用については、黄疸の発生率増加に
影響を与えるものではない、と捉えると良いようですね。
今回の研究結果からは、殺虫剤・虫よけ剤について
どちらも日常生活で普通に使用する分には、
赤ちゃんの黄疸にあまり大きな影響を与えるものではないと
いうことがいえそうです。

エコチル調査では今後も環境が子供の健康に与える影響について
次々に調査結果が公表される予定です。
番組でもご紹介していきますので、
ぜひ参考にしてください。

2020年10月 9日 14:00