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ごちそうさまでした♪ vol.31 こども病院♪


11月は金曜日から始まりましたね~ 
 
今回の信州ナビゲーションは、
20周年を迎えた  長野県立こども病院 のこれまでの歩みと
新たな役割についてお伝えしました。
 
安曇野市にある長野県立こども病院。
赤いかわいらしい屋根が特徴で、高速道路を走っていると
安曇野インターチェンジと梓川サービスエリアの間くらいに見えてきます。
松本空港を発着する飛行機内からもよーく見えますよ
DSC01624.jpg 
 
 
お話を伺ったのは 副院長の中村友彦さん
IMGP1814.jpg
 広々とした中庭は紅葉もきれいでした
 
 
長野県立こども病院は今から20年前にできました。
当時、県内に小児科の専門病院がなく、長野県の乳児の死亡率も
全国的に高いものでした。
そんな中、 「子どもの命を救おう!」とできたのが、こども病院なんです。
DSCN1869.jpg
こちらは新生児室
 
そして12年前には、周産期医療センターができました。
妊娠22週から生後1か月までの周産期の期間は
医学的にみると人生のうちでもっともリスクの高い期間なんです。
こども病院のほか、県内各地域の地域周産期医療センターが、
できるだけ早く病気を見つけて、すぐに治療を受けてもらうことを目的に、
長野県の主導で、周産期連携システムを構築。
こども病院・周産期医療センターの開院をきっかけに、
新生児死亡率・乳児死亡率が劇的に低くなりました!
こども病院は、長野県の小児医療・周産期医療の「最後の砦」なのです
 
DSCN1868.jpg
県内各地からお母さんや赤ちゃんを搬送するドクターヘリ
 
高速道路の発達や、ドクターヘリの整備も小児・周産期医療の発展に
大きく貢献しています。
広い長野県のどこからでも、すぐにこども病院に搬送して、
治療が受けられるシステムが整っているんです!
 
 
20年前には「こどもの命を救う」ことが目的でしたが、
今は「病気にならないように」「なる前に発見して、予防すること」へと
目的が変わってきています。
これを「プレ・ホスピタルプラン」といい、
「病院に来る前に発見して、病院に来なくてもいいようにする」
それが、こども病院が目指す新しい医療のかたちだと
中村先生はおっしゃいます。
 
そこで、この10月から、長野県からの委託でこども病院が行うことになったのが
「先天性代謝異常等検査」 です!
昭和53年から県の事業で始まり、初めは6種類の病気について
調べるものでした。
しかし、より精度が高く、一度の多くの病気について検査できる
タンデムマス法という新しい分析方法がスタート!
19の疾患の検査が可能になりました。
 
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タンデムマス法の検査機器
 
代謝異常は生まれてすぐに症状が出ないことが多いのですが、
一度発症すると非常に重症化し、命を落とすこともあるのだそうです。
また、疾患の多くが遺伝性なのだそうです。
 
こども病院でこの 先天性代謝異常等検査 を行うことで、
 検査技師と医師との連携が素早く取れて、すぐに対応ができる
 病気の説明やカウンセリングを通して両親の不安を解消し、
   生まれたあとのことまでを一緒に考えて対策を取る
といったことが可能になります!
 
検査から診断、治療、フォロー、相談までを一カ所でできるということが
とても重要になんですね。
そして、その役割を担って行くのが 長野県立こども病院 なのです。 
 
 
先天性代謝異常等検査の検査料は無料です。
詳しくは、それぞれの産婦人科医院・病院におたずねください
 
すず姉

2013年11月 1日 16:55