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ごちそうさまでした♪ vol.47 体力up↑↑


もう うんざり…という顔で雪かきする大人の横で、子どもたちは楽しく雪遊び
そんな光景があちこちで見られた今週。
でも、うんざりしていた大人の皆さん!
子どもの頃は雪だろうが、雨だろうが、外で遊んでいませんでしたか?
 
最近は子どもたちが体を動かす機会が減り、体力の低下が心配されています。
そこで、今回の信州ナビゲーションは、
子どもたちの体力アップの取り組み について、
県庁スポーツ課の加瀬浩明さん にお話を伺いました。
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 体育教師で剣道が専門の加瀬さん
 
 
長野県の子どもたちの体力は25年ほど前と比べると低下傾向
例えば小学校5年生のボール投げの記録は…
 
   男子 昭和63年 33メートル → 平成25年 27メートル
   女子   〃    20メートル →   〃    16メートル
 
と、だいぶ減少しています。
特に中学生女子は全国でも下位なんだそうです…
 
そこで県では子どもたちの体力を向上させるために
「長野県版運動プログラム」を作成し、学校への普及・拡大に努めています。
このプログラムは
  小学校低学年向き(個人・少人数)
  小学校中・高学年向き( 〃 )
  全校運動(集団)
  ウオーミングアップ(中学生の準備運動)
という4つを作成。
平成26年度には幼児の運動遊びプログラムも作成する予定です。
 
ここで行う運動は、鉄棒や鬼ごっこ、大縄跳びなど、
今も昔も変わらず、子どもたちが夢中になって楽しめるものばかり!
身体を思いっきり動かすことが楽しい と、多くの子どもたちに感じて欲しいですね!
 
 
ところで、学校での運動というと、大きな話題となったのが、
「中学校の朝の運動部活動を原則として行わない」ということが盛り込まれた
「長野県中学生期のスポーツ活動指針」
「朝の部活禁止!」という言葉が独り歩きして、物議を醸しましたが、
中学生のスポーツ活動の在り方を全体的に見直して行きましょう というものなんです。
 
というのも、県内の中学生の運動部への加入率は年々低下し、
全国と比べても低い状況なんです。
その理由は 「運動・スポーツが苦手、嫌い」
運動量の減少は運動能力・体力の低下につながるため、
運動好きな生徒が増える指導や医科学的知見を踏まえた指導など、
指導方法や運営方法を改善する必要があるんです。
 
そしてもう一つ。
運動部と部活の延長として行われている社会体育活動を合わせると
「一日の練習時間が長い」 「休みがない」 など、
部活動が過熱したり、バランスの悪い生活により、
子どもたちへの、そして家庭への負担が心配されています。
特に 長野県は朝の部活動時間が全国に比べて突出して多い んです。
トレーニングの効果を高く得るためには、 「休養」 が大切!
また中には成績よりもスポーツ自体を楽しみたいと考える生徒もいるなど
部活動に対する考え方も様々。
そこで、県では中学生期のスポーツ活動の在り方について
いったん立ち止まって見直し、考えてもらうことが必要だと判断しました。
 
長野県中学生期のスポーツ活動指針では、生徒の意欲・自主性・自発的な活動を促し、
ドクターなど専門家による検討を踏まえ、方向性を決めました。
練習は平日に1日、土日に1日の休養日を設定
1日の総活動時間は2時間程度まで が中学生にとっては効果的、
という検討結果が出ました。
また、準備・整理運動の時間をしっかり確保するためには、
朝よりも放課後にまとめて活動した方が効果的なので、
「朝の運動部活動を原則、実施しない」と定めたのです。
時間の確保が難しければ、朝の活動も認めています!
 
 
県では、学校ごとにこの指針を踏まえて検討に入り、できるところから
改善を図ってほしいと話しています。
それもこれも、長野県の中学生のスポーツ活動をさらに発展させ、
生徒の健全な成長へと結び付けたい という思いがあるからです。
 
子どもの健やかな成長には運動が欠かせません。
これからもずっとスポーツを楽しみながら、生き生きと育って行けるよう、
現状を見直し、より良い環境づくりに取り組む時期 に来ているようです
 
すず姉
 

2014年2月24日 13:58