ランチタイム@信州

FM長野 ランチタイム@信州  »  ごちそうさまでした♪ vol.50 あれから3年

      
FM長野トップページ メッセージはこちらから しあわせ信州ナビゲーション アーカイブ
信州人の福耳 県内各地で出会ったしあわせを感じる音
2043年3月までの記事



新着情報

ごちそうさまでした♪ vol.50 あれから3年


3月14日のランチタイム@信州
信州ナビゲーションでは発生から3年が過ぎた   栄村の今   についてお伝えしました。
 
取材当日は冬に逆戻りの天気で、!そして吹雪
豪雪地帯の栄村は185センチの雪に覆われ、一面真っ白の世界でした
IMGP2407.jpgIMGP2411.jpg
  ここが日本最高積雪地点!            JR飯山線・森宮野原駅
 
 
今回、お話を伺ったのは、栄村副村長の斎藤家富さん
IMGP2420.jpg
副村長の斎藤さん(左)、商工観光課の小林史好さん(右)
 
 
   未明の大地震  
 
長野県北部地震平成23年3月12日午前3時59分に発生。
まだ多くの方が眠っている時間に発生しました。
その瞬間、テレビで東北の地震・津波の被害を見ていたという斎藤さん。
ドンッと持ち上げられるような大きな揺れに続いて、
大きな横揺れが10秒~15秒くらい続いたそうです。
 
 
   甚大な被害  
 
この地震が直接的な原因となって亡くなった方は一人もいなかったのですが、
震災関連死とされた方が3名、ケガをした方が10名いらっしゃいました。
 
建物の被害も大きく、全壊が33棟、半壊が169棟、一部損壊が494世帯と
全体の85パーセント近くがなんらかの被害に遭いました。
 
そして道路なども甚大な被害でした。
生命線と言われる国道117号線は地割れや落雪で通行止め
橋も両側の地面が沈下して橋が浮き上がった形になり通れなくなりました。
 
さらに、当時は2メートル近い雪に覆われていましたが、
雪解けとともに新たにわかった被害もありました。
田畑に地割れができていたことが分かり、65パーセントの農地が作付困難に。
栄村の基幹産業である農業は大打撃を受けました。
 
 
    避難状況  
 
多くの建物が被害を受けたため、秋山地区以外の村民全員に避難指示が出ました。
学校や役場などの7カ所の避難所に1787名の方が避難していました。
その後、村内の2カ所に55世帯分の仮設住宅が建設され、
安全が確認されて自宅に戻った方もいることから、徐々に避難所に暮らす人は減っていったものの、
長い方では3カ月ほど役場の一室で生活していたんだそうです。
 
 
    復旧・復興状況  
 
それから3年…
建物や風景など、昔とは少し違ったところはあれど、
村の景色は震災前の姿に近い状態になってきた、と斎藤さんはおっしゃいます。
発災後しばらくは、以前の形に直す「復旧」の段階。
でも現在は、今まで以上に一歩前進した形「復興」の段階に入ってきています。
栄村震災復興計画にのっとり、31の集落それぞれの特色を生かした
村づくり、コミュニティづくりを進めてきました。
そして、震災から1年半ほどが経過したころ、災害公営住宅31世帯分が完成!
「この時が一番大きく一歩前進した!またみんなが揃った」と感じたそうです。
 
「村の中の明るさが失われたとは思わない。
むしろ、これからもみんなで支え合い、助け合って、
また一緒に元気でがんばろうね!という気持ちの方が多いと思う」
と、斎藤さんはおっしゃいます。
 
 
 
   斎藤副村長からのメッセージ  
 
「地震直後は県民の皆さま始め、全国からの支援に深く感謝しています。
復旧はほぼ完了!今は復興へと歩みだしています。
栄村は元の栄村以上になろうとしています。
また多くの人で賑わう栄村に、『栄える村』にしていきたい!
ぜひ、栄村の豊かな自然、四季折々の変化に富んだ景色を見におでかけください!」 
 
 
 
取材当日、ひな祭りが近いということで、栄村役場の2階には
華やかなつるし雛が飾られていました
DSC_0436.jpgDSC_0437.jpg
 
村の女性たちが1年かけて作ったつるし雛。
復興への願い が込められています。
 
 
栄村というと『紅葉と雪景色』というイメージですが、
斎藤副村長は、木々が一気に芽吹く新緑の季節が一押しなんだそうです
私たちができる復興支援はいろいろありますが、
栄村を訪れてみんなの元気な姿に触れること、栄村の魅力を体感することも、
栄村のためにできることのひとつなんだと思いました
 
ひときわゆっくり春が訪れる栄村
まずは桜の季節に出かけてみませんか?
 
すず姉

2014年3月17日 15:41