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ごちそうさまでした♪ vol.51 古代ロマン!


3月も終わりに差し掛かった今週、
ビッグなニュースが飛び込んできました!
 
  「仮面の女神」 国宝に!! 
 
茅野市の中ッ原遺跡で出土した縄文時代の土偶
国宝に指定されることが決定しました
 
歴史のロマンを感じますね~
ということで、今週の信州ナビゲーション
   遺跡発掘から分かる 長野県の歴史    を紐解きました。
 
お話を伺ったのは、長野県埋蔵文化財センター・調査部長の
大竹憲昭さん
IMGP2443.jpg
 
 
オンエア当日の3月21日から、千曲市の長野県立歴史館では
長野県埋蔵文化財センター速報展「長野県の遺跡発掘2014」が開かれています。
 
埋蔵文化財センターは、道路整備などの公共事業を行う前に
その開発場所の土の下に眠っている遺跡を発掘し、調査する機関。
工事のために土を掘ってみたら遺跡が見つかった!ということ、
長野県ではよくあることで、県内にはおよそ14600か所の遺跡があるんです!
まさに 歴史の宝庫
旧石器時代を代表するのが、ナウマンゾウの化石が発見された 野尻湖遺跡群(信濃町)。
そして、縄文時代では、国宝「縄文のヴィーナス」が出土した 棚畑遺跡(茅野市)や
先日、国宝になることが決まった「仮面の女神」が出土した 中ッ原遺跡(茅野市)、
日本3大遺跡のうちの二つ、尖石遺跡(茅野市)や 平出遺跡(塩尻市)などなど、
全国的にも有名な遺跡が県内に数多く存在します。
 
特に縄文時代、長野県はかなり重要な地域でした。
当時、霧ヶ峰の周辺は本州最大の黒曜石の産地でした。
石器のなかでも切れ味鋭い黒曜石は縄文人たちの憧れの材料
黒曜石を求めた人々により、たくさんの遺跡が残されました。
 
今回の企画展にも黒曜石の石器が展示されているのですが、
スタジオには「水晶製の石器」をお持ちいただきました。
それが、コチラ
IMGP2432.jpg
 
手のひらサイズの大きな水晶は、石器と言うより宝飾品のよう!
透き通っていてキレイでした
IMGP2441.jpg
 
金属がない旧石器・縄文時代、ガラスのような鋭い切れ味の水晶や黒曜石は
人々にとって、生きていくための貴重な道具のための材料だったんですね。
発掘されたものから、そういった時代背景が伺えます。
 
 
さらに、歴史の宝庫・信州からは、これまでの歴史を見直すような大発見もあるんです!
それが中野市の柳沢遺跡
この遺跡からは銅鐸などの青銅器が見つかりました
西日本に多い青銅器が長野県でも見つかったということで日本中の注目を集め
国の重要文化財に指定されることも決まりました!
 
 
そんな重要な出土品の数々が展示されるのが、
今回の企画「長野県の遺跡発掘2014」
23の遺跡の390点が展示されています。
 
歴史ファンにとってたまらないのは、出土品から当時の生活や文化、
人々の営みを探ること、なのではないでしょうか?
歴史のロマンを感じる出土品として、今回、大竹さんにご紹介頂いたのは
浅川扇状地遺跡群(長野市)から見つかった二段の口を持つ弥生時代の「赤い壺」
 
口が二段になった土器のかけらはこれまでにも発見されていましたが、
それが「壺」だとわかったのは初めてなんだそうです。
ただ、なぜ口が二段なのか? どうしてこのような特殊な土器が残されたのか? は
大きな謎
今から1700年前の弥生時代の終わりごろ、古墳時代という新時代との変わり目で
社会に大きな変化があったのではないか…と大竹さんは推察していますが、
県民の皆さんにもぜひ、実物を見てその謎に一緒に迫ってほしい!ということですよ。
 
今回の企画展では、さまざまな出土品と共に
飯山城跡・松代城跡・松本城跡・飯田城跡の4つの遺跡の発掘調査成果も展示。
お城好きの方は必見 ですよ!
さらに、土器の立体パズルやクイズなど、お子さんたちも楽しめる企画もあります。
 
 
  長野県埋蔵文化財センター速報展
   「長野県の遺跡発掘2014」
 
      ◆ 千曲市 長野県立歴史館
      ◆ 6月1日(日)まで
 
 
この 春休み は、信州の歴史を体感してみませんか?
 
すず姉

2014年3月22日 13:51