「しあわせdiscovery」第三十四回 東御市・「第24回海野宿ふれあい祭り」
皆さんこんにちは!
今週の「しあわせdiscovery」は東御市の風情ある宿場「海野宿」で開催される
第二十四回海野宿ふれあい祭り

そして、「海野宿歴史民俗資料館」から街並み歩きで宿場の様子をお伝えしました。
お話を伺ったのは、海野宿ふれあい祭り実行委員長 町田 千秋さんです。


海野宿は1625年に、北国街道の宿場として設置されました。
江戸時代は善光寺までの参拝客や、北陸諸大名の参勤交代などで賑わっていました。
明治時代は養蚕業を行っていたので、今でもその名残で白い土蔵が多く見られます。
およそ 650mの街並みには多くの伝統的建造物が残っており、
「日本の道百選」や「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されています

まるで江戸時代へタイムスリップしたような街並み

見所のポイントはいくつもありますが、ご紹介したのは伝統的な建築構造。
二階から通りへせり出すように屋根と繋がった防火壁「うだつ」。
室内で火を焚いていたためにとりつけられた、煙出し用の「気抜き窓」。
長短二本ずつ交互に組み込まれた美しい「海野格子」。
壁を境として共有し、入口が別々で一棟に多くの家が隣合っている「長屋造り」
シャッターや電柱はなく、中央にある石造りの水路がゆったりとした気分にしてくれます

東御市といえば、全国一の生産をほこるくるみ。
ふれあい祭りでは、今年採れたてのくるみを使ったくるみおはぎが振る舞われます。
海野宿の風景をバックに江戸時代の様々な役職の人たちが練り歩く「時代衣装行列」は見応え抜群



子ども相撲や富山県から参加される「越中八尾 おわら風の盆」など、お祭りではたくさんのプログラムが企画されていますよ。

海野宿ふれあい祭り実行委員会:0268-64-3070
明後日11/23(日)、9:30のファンファーレから始まります。
この三連休、あたたかで趣のある宿場町でのお祭りに参加してみませんか?
宿場町でのんびり・かなっぺ

2014年11月21日 16:00