「しあわせdiscovery」第四十八回 飯綱町・「苹果染め」
皆さんこんにちは!
今週の「しあわせdiscovery」は飯綱町にある苹果染め工房にて
苹果染め
を体験して来ました。

苹果染グループ 佐藤アツ子さん、長崎ミツ子さんに教えて頂きましたよ。

飯綱町といえば、信州でもりんごの一大産地

そのりんごの実ではなく、りんごの木の皮を使った染物作りを体験してきましたよ。
苹果というのは中国語で「りんご」のこと。優しい子という意味が込められています。
30分りんごの木の皮と水だけで煮出した染料はまるで紅茶のよう。
お鍋のふたを開けると、りんごの甘酸っぱい、いい香りが部屋に広がります

60cmのシルクのスカーフを染料へさっと浸すとすぐに綺麗な黄色に染まりました。
まるでりんごの実の蜜のような黄金色
木の皮から実の色が出るのは不思議


草よりも木の皮、枝より太い幹の皮の方がしっかりとした色が出るそうです

木の年齢や皮を取った時期、乾燥した時間それぞれ時期によって色が違うんです。
その変化がとても楽しいので続けていますと、佐藤さん、長崎さん

まだ寒いこの時期は、黒や紺のタートルネックと合わせると色が良く映えますよ

春になったら首元にクルリ
と巻こうっと



アップルミュージアム:026-253-1071
体験は4名から、一週間前に事前予約が必要です。どんなものを作りたいかご相談下さい。
3/6までは、アップルミュージアムのギャラリーに苹果染めグループ皆さんの作品が展示されています。
世界に1つだけのとっておきの色で作られた染物。ぜひ体験して下さい

春色スカーフでお散歩
かなっぺ

2015年3月 2日 10:00