「しあわせdiscovery」第四十五回 北相木村・「岩茸」
皆さんこんにちは!
2/6(金)放送の「しあわせdiscovery」は北相木村でハレの日に食べられている
「岩茸」
をご紹介しました。

それぞれの地域で、おめでたい日にはコレ!という食材があると思いますが、
北相木村で昔から食べられているのは、岩に茸と書いて、「岩茸」。
どんな茸なのか、岩茸のおやきを製造、販売している相木商会へお邪魔してきました。
お話を伺ったのは相木商会製造部 山口一子さんです。

岩茸は崖や岩の間に生えていて、成長は1年に数mmという貴重品

手のひらサイズになるのに20年はかかると言われています

更に、命綱をしないと行かれないような危険な岩場で採れるので
「幻のきのこ」と呼ばれているんです。
まず驚いたのは色が真っ黒
習字で使う墨のように黒いんです。

乾燥した状態だとしわしわの紙のようでパリパリ

お湯に浸けるとベルトの皮のようになります。
下ごしらえではお湯に浸けてイシヅキを取って
両手を合わせてくるくるまわしながら洗います。
その後、味付けをして煮たのがこちらのおやきの具。
岩茸をたっぷり、椎茸としめじを合わせています。
貴重な岩茸を使っておやきを作っているのは、相木商会だけ

秘伝のレシピで、岩茸の美味しさがぐっと引き立っています。
独特のもちもちした歯ごたえが癖になります。ふわふわのおやきの皮ともベストマッチ

なかなか手に入らない貴重な岩茸おやきは1個500円

ボリューム満点!!とっても美味しかったですよ



相木商会では、なんと、1日900~1000個のおやきを愛情込めて作っています。

岩茸おやきが、2/15(日)に開催される第32回三滝山氷まつりで販売されます。
おまつりについては、北相木村公式HPの「三滝ブログ」をご覧ください。
この機会に、北相木村に足を運んで、幻の味を味わってみませんか?
新たな味をハッケンかなっぺ
2015年2月11日 10:00